
東京タラレバ娘 1話のネタバレ あらすじ
引用元:https://www.ntv.co.jp/tarareba/index.html
結婚適齢期となり、仕事はそれなりに達成感を感じつつも、周囲が次々と結婚を迎える中で取り残される主人公とその友人たち。
彼女たちはいつも仕事終わりにお決まりの居酒屋で集まり、こうだったら、こうしていたらと現実とはかけ離れた自分の理想としている妄想をお互いに繰り広げます。
そして、妄想話に花を咲かせ、頭の中で思い描いては楽しい気分に酔いしれ、具体的な目標など自分の都合悪いことは見て見ぬ振りや先延ばしにしつつ仲間に慰めてもい、
結局は現実は何も変化しないままいつもの日常へと戻ります。
横との人間関係の繋がりの深さやお互い慰め合う姿は、思いはあっても何もできずにいる女性そのものを描かれています。
そんな毎日にも終わりが来ようとしいるのか、いつもの居酒屋にて一人の男性との出会いを果たします。
彼女たちの会話の内容を聞いていた男は、突然会話に割り込むと、主人公と仲間との集まりに、自分からの変化を恐れて現実を見ないようにしていては、
何も変わらないと言うことを強烈な言葉で投げかけます。
彼女たちは始めは確かに正論ではあると感じますが、男の突然の失礼な態度が気に入らない彼女たち。男の言葉を気にしつつも言いたいことだけ言って去っていく男の姿を見終えると、
再び会話を再開し、また普段と変わらない日常へと戻っていきます。
結婚できない理由は、主人公含めそれぞれ理由があります。ただ、彼女たちの状況を打破するには、待っていては変わらないという意味だったのかもしれません。
ここから先は第2話へと話が続きます。男の言葉をどう受け止め行動に繋がっていくのかが楽しみな展開となっています。
第1話では、女性特有の横繋がりの人間関係やこの作品では結婚できない女性たちという点で、目標達成できない人の陥りがちな思考について、皮肉も交えながら共感も誘えるように描かれています。
実際に社会人として仕事をするようになると、気軽に出会える友人はかなり減ってくるので、ドラマの中で描かれるように頻繁に仲の良い友人たちの中でも、
同じように結婚できない友人たちが集まり居酒屋へと飲みに行く人は、少ないかもしれません。
そういった面でも、変化を恐れて行動出来ない理由を強化させている設定になっているのではないでしょうか。
ただ、結婚できない女性を描いているのではなく、どうして結婚できないのかという視点で、思考や行動について細かく描かれている点が視聴者をドキドキさせるものとなっている作品となります。
東京タラレバ娘 1話のネタバレ 感想
東京タラレバ娘は漫画では見たことがあり、ドラマはあとから見ました。女性は結婚適齢期と言うものに誰もが敏感になります。
そして、自分と同じように目標を達成するための仲間を見つけ、お互いを慰め合う姿は女性が生きる上で必需と思います。ただ、タイトルにタラレバの言葉が入るように、
慰め合うだけで成長せず、良い仲間としては描かれていない部分がこの作品のポイントなのかなと思いました。
何も変化のない行動や周囲との関係性に疑問を持たせてくれる人が現れることで、始めこそ拒否反応があります。
このシーンを見ていて、早く素直に受け入れたら良いのに作品で描かれている女性たちは、ここでもまた都合の悪いことは仲間内で愚痴をこぼすのかと、もどかしさがありました。
どちらかと言うと、もう少し年上の年代になった方が性格も頑固になってくるので、こういった行動は作品の女性たちには不釣り合いな印象がありました。
ただし、共感はできなくても慰め合える仲間がいる事は恵まれていますし、それはそれで今の時代と合っている設定なのかはわかりませんが、楽しみながら見ることができました。
これから先の展開もどのような変化が起きるのか、気になる終わり方でよかったです。
ペンネーム:ののかのさん:20代女性