天国と地獄 最終回 考察やあらすじ予想
このあと夜7時〜
#ぴったんこカンカン スペシャル‼️
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— 【公式】TBS日曜劇場 『天国と地獄 ~サイコな2人~』最終回は3月21日(日)よる9時‼️ (@tengoku_tbs) March 19, 2021
いよいよ最終回となる10話。
予告編を見る限り、逮捕された陽斗がどのように
真相を語っていくのかが前半のみどころになると思われます。
陽斗は自分が入れ替わっていた時にピンチに陥れた彩子を
助けるために彩子に確保されることを望んでいましたが、
河原が割って入ったことで逆に彩子の立場もより窮地に立たされて、
入れ替わりの謎は容易に周囲の理解を得られないと思います。
気になるのは、今まで彩子の後輩として活躍してきた八巻(溝畑淳平)が、
警察の厳しい取り調べを受けている場面があることです。
これは、入れ替わりを信じない警視庁が、彩子の犯人隠蔽の事実を立証するために、
八巻に綾子を告発しろと迫っているのか、
何らかの司法取引をさせて彩子を裏切らせようとしているのか。
9話の展開から見ると、湯浅=朔也はこの回で死ぬのかも知れません。
朔也が死ぬことで、陽斗は余計に入れ替わりと朔也との過去が立証できづらくなります。
しかし、四方が殺された際に彩子(陽斗)が写っていた
防犯カメラの時間を河原はどうも見間違えているので、
こうした細部が彩子と陽斗の命を救う糸口にはなるかも知れません。
この作品のゴールはすべてが元あるべき場所に
帰り着くという奄美大島の言い伝えにあるので、
最終的にはそこに向かって物語が進むと思います。
天国と地獄 最終回の見どころ
https://twitter.com/tengoku_tbs/status/1371461724834992129?s=20
最初はタイトルからサイコサスペンスを予想していましたが、
最後には社会格差が生んだ兄弟の葛藤や、
ジェンダー格差の厳しい警察組織の中で不条理と戦うヒロインの苦闘など、
「いま」の社会情勢を反映した、根底にはシリアスなテーマを
含んだエンタテインメントになった印象があります。
特に『暗闇の清掃人』の漫画に触発されて、
実際に自分を排除する社会への復讐を始める
連続殺人鬼となった東朔也の抱える闇は、
笑って見ていられない深刻さがありました。
その朔也に比べれば、陽斗は確かに社会の底辺を
生きる人間の苦しみに目を向けない、
向けてもどこか他人事のような立場の人間なのかも知れません。
最終回で、個人的には、陽斗は結局どこまで朔也に
近づくことが出来るのかということが気になります。
このドラマは魂の入れ替わりという絵空事に仮託しながらも、
その裏には現実にはどこまで人は本当に他人の苦しみを理解し、
自分のこととしてとらえることができるかという深いテーマがあると思いました。
結末で、主人公たちの魂がどのように救済されるか、そこを注意して見たいです。
前回のあらすじをちょっとだけ
歩道橋で再びもつれ合って転落した彩子と陽斗。
先に起き上がったのは彩子でした。
8話のラストでは、再び魂の入れ替わりが発生して
2人の肉体が元に戻るか不明のまま終了しましたが、2人は結局元に戻ります。
元に戻った彩子と陽斗は、自分の体が一番しっくりくると
率直な感想を述べ合いますが、彩子は陽斗に手錠をはめます。
それは、陽斗が彩子でいる間何故生き別れの弟・東朔也の行方を追っていたか、
そしてそれが世間への復讐心で生きてきた朔也を立ち直らせ元の
朔也に戻ってほしいという陽斗の気持ちを知った上でのことでした。
陽斗でいる間に彩子もまた、陽斗と朔也の関係を深く知り、2人を救いたいと思っていたのです。
そして2人は姿を消した朔也が目指す奄美大島へと向かいます。
一方、すい臓がんで余命いくばくもない湯浅=朔也も
体を気遣う陸を伴って奄美大島を目指します。
朔也にとって奄美大島は自分が原点に戻れる場所だったのです。