
監察医朝顔2 8話のネタバレ あらすじ
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朝顔の元にいつものようにご遺体の解剖依頼が届きました。いつものように作業を進める朝顔ですがご遺体にはいくつかの不審な点があります。ひとつは指もとについた石灰。
通常の場所では指もとに石灰がつくことは考えられませんでした。そして2つめは爪の間から見つかった皮膚片。一見自殺にもみられたご遺体から皮膚片が見つかることは不可解でした。
また指には骨折の後も。ただの自殺のご遺体にしては奇妙な点の多いものでした。
そうしているうちに解剖室にはまた依頼が男性のものと思われるものでした。
そのご遺体の解剖を進めていくと腕にはかじられた跡が、両方の解剖を終えると上司の茶子の様子に異変が現れます。
気になった朝顔が問うてみると茶子はご遺体に思い当たりがあるとのこと。話を聞いてみると数年前に起こったある事件が浮上しました。それは小学生女児を襲った殺人事件でした。
当時小学校低学年だった女の子。一人の男がその女の子に声をかけることで事件は起きました。女児は行方不明のまま見つからず家族は公開捜査を開始します。
捜査が進むと女児が見つかります。しかしそれは遺体の状態。しかも身体がバラバラに切断され、ご遺体といっても頭や体、脚や腕が順番に見つかるというものでした。
バラバラの状態で見つかった体は警察により身元確認がされました。その身元確認の際警察署を訪れていたのが今回最初に見つかったご遺体と思われる被害者の父でした。
被害者の父が警察署に来る際、最初は年相応だった風貌がどんどんとやつれ、髪の毛も白髪になっていたことから茶子は強く記憶に残っていたようです。また指先についていた石灰。
それは被害者の女児の遺体が埋められていた土の上に毎回かけられていたものと似ていました。指先の皮膚辺は鑑定した結果後に見つかったご遺体の腕のモノとわかりました。
それらを相対的に考えると一つの結論に達しそれは復讐殺人でした。2体目のご遺体は過去に小学生女児を殺害した犯人でした。
女児の父親は当時娘がいなくなった現場と同じ場所でたまたま別の女児に危害を加えようとした加害者を見かけいてもたってもいられず声をかけました。
しかし反省の色どころか昔の娘のことすら覚えていないその様子に思わず手を下してしまったのです。父親は後悔していないようにも見えました。
また当時右手が見つからないまま捜査を打ち切ってしまった警察に対しての無念さも訴えて結果的に2人が被害者にも加害者にもなってしまうという事件でした。
監察医朝顔2 8話のネタバレ 感想
SnowMan・渡辺翔太、“月9”初出演『監察医朝顔』ゲスト「見届けていただけたら」 | ORICON NEWS https://t.co/s68wAmg7Hp
— ろうば。'21 (@31bbrk04) August 26, 2019
★9/2(月) 21:00-
『監察医 朝顔』第8話で、“月9”初出演を果たす
今作では突然、最愛の人を亡くし、悲しみの底にいる男性・山本達哉を熱演する。
月9初出演おめでとう🎉🎊
とても胸が締め付けられる事件でした。過去の女児殺害の事件を起こした犯人。
その行動は決して許されるものではありません。しかし結局女児の父は自分がされた一番辛い殺人という罪を自分自身が犯してしまうのです。
私はもっと別に方法で気持ちを解消することが出来なかったのかという思いと、一方で自分の娘が殺されたという最も許せないことの罪を同じ方法で犯人に返すという思いが両方ともわかり、
もし自分が同じ立場だったらどうしていたのかと胸が締め付けられる思いがしました。
またもう一方で感じたいのが遺族という存在です。
今回のお話で遺族のメインは自殺を行った父親でした。残された家族の思い、腕が見つからない状態で捜査が終わってしまうという喪失感、娘をずっと探し続け、思いを寄せる日々それらがひしひしと伝わってきました。
そしてその父親自身のご遺体が見つかったことで遺族は息子となりました。しかし私がその息子から感じた思いは悲しいではなく怒りにも似た思いでした。
息子さんは父親が事件を起こし自殺したことで結婚が破談となりました。
もちろん破談になった原因を作ったことに対する怒りもあったと思いますが、
それ以上に感じたいのは一番残されたものの辛さがわかるのになぜ同じことを自分にするのだっということに対しての怒りだったように感じました。
とても人間の感情が胸に突き刺さってくるお話でした。
ペンネーム:ichi 30代女性